欧米の暖房システムの歴史

今から250年以上前、欧米の暖房は壁の中に炉を作って焚き火をする暖炉から熱効率の良い薪ストーブへと進化していきました。 建物の一部になっていた煙突をを活用するべく、壁の中(いわゆるマントルピース)に薪ストーブを入れたのが始まりでした。

鋳物製薪ストーブの登場

薪ストーブは誕生当初は鋳物製で、型流しによる大量生産によって安価に製造されました。 マントルピースの中に入るよう作られたため、鋳物製薪ストーブは脚が短く背が低いのが特徴です。 時代とともに、炎が見えるよう扉をガラス製にしたり、新しい製品を購入したりしながら古いものを取り換えて使用されてきました。

そして鋼板製薪ストーブへ

一方、インテリアにこだわりを持つ裕福な家庭ではマントルピースを壊し暖炉をリノベーションするようになりました。 壁の中の煙突システムはそのままで、本体をフリースタンディングタイプに変更して薪ストーブが導入されました。 近年、ドイツなど中央ヨーロッパをはじめとして住宅の機密性能が高まり、薪ストーブ本体の機密性能にも注目が集まっています。 そのため鋳物製薪ストーブに替わって高気密の鋼板製薪ストーブが使われるようになってきたのです。

その鋼板製薪ストーブの中でも競合ライバルなしといわれているのが、ドイツ・スキャンサームです。